短期大学部建築・生活デザイン学科1年 5038番 N.S |
今となっては、E233系は良く見かける車両となった。首都圏の鉄道輸送においてこの車両は、主力の一つといっても過言ではないだろう。 今回はそのなかでも、東海道線などで使用されている、3000番台の車両にのみに的を絞っていきたいと思う。 E233系は以下のような特徴を持っている。
ここではE233系の運用範囲をそれぞれの線区ごとに紹介していく。 東海道線では、E217系を横須賀・総武快速線車両の予備線に戻すこととなり、その穴埋めとして、E233系が2008年と2010年に投入された。また2011年からは211系の置き換えのために、増備が行われた。下記の写真は、上野東京ラインとして東海道線の区間に入るE233系である。 ![]() 高崎線では、211系の置き換え用として2012年9月1日から運用を開始した。小山車両センター所属のものと国府津車両センター所属のものがあるが、いずれも基本編成(10両)と付属編成(5両)があり、基本編成の4・5号車にはグリーン車が連結されていることには変わりない。 また宇都宮線では、2013年3月16日より高崎線と同じく211系の置き換え用として、運用を開始した車両センターや編成については高崎線と同じである。 湘南新宿ラインでは、上野東京ラインの開業に伴う車両運用の見直しにより、E233系が使用されることとなった。所属の車両センターは高崎線や宇都宮線と同じく、小山車両センターか国府津車両センターである。基本編成10両または基本編成と付属編成の15両で運用されている。またE233系とE231系の併結運転が行われることがある。 このように記述してみると、E233系3000番台の運用区間の広さを改めて思い知らされる。これからもさらなる活躍を願うばかりである。
|